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面白かったです。もし、 宇宙兄弟を全編映画にするなら29〜30巻はクライマックスシーンかもしれません。
宇宙兄弟を途中で読むのやめてる場合、いきなり29巻から復帰しても良いと思います。
〜以下ネタバレあり〜
前巻では、洞窟探索でブギーの電子回路がショートした件について、ムッタが「洞窟に水が存在したのでは？」と指摘したところで終わった。
ヒューストンでムッタの指摘を分析
「ブギーの中に入り込んだ氷が昇華する。その時一瞬気圧が生じることで液化した水がブギーの回路に流れる。それでセンサー異常だ。」
水（氷）が存在する可能性は高い！
水の確認をミッションスケジュールに取り入れることになる。
太陽フレア発生！シャロンコンピュータがピンチ
こんな時に大規模な太陽フレア発生する。
太陽フレア発生に伴い、ムッタたちの月面には12時間後に人体に影響のある放射線が、2日後には機械類を破壊する磁気嵐がくるという。
不幸にもシャロン天文台の母体となるスーパーコンピュータを野ざらしにしている状況だった。 このままでは磁気嵐で破壊されてしまう。。
磁気嵐の対策してなかったということは、かなり珍しい現象ということか。
放射能到達までの12時間でコンピュータを基地まで 運ばなくてはならない
ムッタとエディが回収に名乗りをあげる。
ムッタの致命的ミス！
順調にシャロンコンピュータの回収を終え、復路にて充電スタンドへ寄る2人だが。。。
バギー（月面車）への充電をフルパワーで行ってしまうムッタ。通常なら問題ない手順だったが…！！
どうやら太陽フレア第1波の電磁波（弱）がバギーの電子回路に悪影響を与えており、ムッタのフルパワー過電流でトドメを刺してしまった模様。
移動手段であるバギーを失ってしまう
しかし基地まで歩いていては放射能到達までに帰れない！どうする！？
バッテリー回収作戦
過去の事故で近くの谷底にはヒビトのギブソン（月面車）が放置されているはず！ギブソンからバッテリーを回収する作戦に！
バギーがある谷底に誰かが降りなきゃならない。ムッタが行くことに。
このセリフ、降りなかった側に不幸がおきるという逆伏線だったなんてな…
バッテリーを回収後、エディがムッタが を引き上げる際に悲劇が起きた！！
エディの宇宙服に穴が！！あっという間に気を失ってしまうエディ！やばい！死んでまう！！
ムッタとエディが予定を過ぎても帰ってこない。仲間たちはトラブルを察し、助けに出る。果たして間に合うのか…！？
久々の宇宙での命の危機シーンにハラハラ。。次巻が非常に楽しみです。
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