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傍若無人な調律師、蛭田敦士(ひるた あつし)がピアニストや同業者を困らせつつ、素晴らしい調律をして去っていく。を繰り返す漫画。正直言って、かなり面白い。
あと、なんか半分くらいは探偵物みたいになってるのも面白い。ピアノの状態を分析することで顧客の人生の問題まで解決しちゃった。みたいなのもよくある。
本記事では、蛭田敦士(ひるた あつし)が圧倒的な調律技術で周囲を黙らせるカッコイイシーンを集めてみた。
一本うなりの回
どんな調律も納得しない有名ピアニストの婆ちゃんは認知症になっており、どんな調律なら納得してもらえるのか謎な状態であった。
それを聞いた蛭田敦士(ひるた あつし)は彼女の現役時代のCDを流せという。そして次の瞬間。
「うなり」とは弦を二本以上同時に鳴らしたときに発生する音の波。
調律はそのうなりを聴き調整するのですが、稀に一本でうなりが起きる弦がある。それが「1本うなり」
↓これはギターでもそう思う。コンプレッサの有無がそれに近いかも。
タッチというのは何も物理的な鍵盤の反応だけじゃない。音がよく響くとタッチは軽く、音がボケてるとタッチは重く感じる。
意地悪されたコンサートピアノ(2台)を調律する回
メガネおねいさん調律師がお手上げの状態だったが、蛭田が圧倒的スピードでなんとかコンサートに間に合わせたこのシーン!
2台のピアノ演奏の為には、うなりを軽減するためのズラし調律が必要らしい。知らなかった〜
本来ならなんども繰り返し調律して2台を合わせていくっぽいんだけど、蛭田はほぼ一発でいけた様子。すごすぎ!
ギターで例えるならフロイドローズギターの6弦から1弦までのチューニングを一巡で終わらせるみたいな感じでしょうか。(例えにできてる?笑)
この世の中をワイが変える!!とガラにもなく信念を語ってくれた蛭田さんカッコイイ
「安いだけの粗末な調律に客は群がり、ピアノを生かす高い技術が淘汰される?そんなことは俺が許さない」
このセリフはおそらく今のアマギへの言葉でもありそう。
職人の技術ってものはな、振るわなきゃ錆びれていく一方なんだ。
名言やな〜。これは調律師に限らず、現代のあらゆる職人さんの言葉を代弁しているようでもある。
↓「これまであたしがピアノと思っていたものはなんだったの?」←ここちょっとワロタ
以上、蛭田さんのかっこいいシーンでした!
今回はカッコイイシーンだけ切り抜きましたが、実際は蛭田さんめっちゃ性格悪いです笑(それが良いんですが)
ぜひ本編でも確認してくださいね!
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